はじめに
自律神経を安定させて1日を過ごすには朝の過ごし方が大きく関わっています。夜中にピークを迎えた副交感神経は朝になっていくに従い、だんだんと交感神経に切り替わって目覚めていきます。
しかし、急激なあわただしい目覚めの起き方は自律神経の切り替えをアンバランスにし、自律神経を乱れさせていく要因の一つにもなっていきます。
今回は、自律神経を乱れさせないような「朝の起き方のポイント5点」をあげてみました。
朝の過ごし方のPoint
①朝は30分早起きする。(早寝、早起き)
朝は副交感神経から交感神経優位に切り替わる段階です。
しかし、朝ぎりぎりになって慌てて起きるとバタバタしがちなスタートに・・。
そうなると交感神経が跳ね上がった状態になって自律神経が乱れる原因となってしまいます。
こういった生活習慣が状態が続いていくと、次第に交感神経優位の状態になって自律神経も乱れやすくなってきます。なるべく、朝は余裕を持つために早めに起床するといいでしょう。
そのためにも、早寝早起きがいいということですね。
②起きたら布団の中でストレッチをする。
目が覚めると一気に起きると、急に血流の変化が起こり、血圧低下が起こってめまい起こす可能性があります。朝起きたら手足の指を数分動かし、布団の中で身体を動かしゆっくり起きると睡眠モード⇒覚醒モードに切り替わり目がだんだん覚めてきます。
③太陽の光を浴びる
身体の中には、生体リズムを管理する体内時計が備わっています。
体内時計は、朝の光を検知することで生体リズムを整えていく作用があります。
布団からでたら、カーテンを開け太陽の光を浴びましょう。
④コップ1杯の水を飲む
起きたときのコップ1杯の水は、胃腸を刺激して副交感神経を高め気分を落ち着かせる働きがあります。
また、自律神経や体内時計のスイッチをonにする働きもあるので生活リズムを整えたいときにもやっておきたい習慣の一つです。
⑤起床1時間以内にゆっくり朝食を摂る
1時間以内に朝食を摂ると、体内時計をリセットする働きがあるため生活リズムを整えたい場合はとっておきたいところです。
朝食を摂ると、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が働きます。蠕動運動は副交感神経と直結しているので副交感神経を優位にして心を落ち着かせてくれます。
食べるときも、ゆっくりしっかり食べると満腹中枢を刺激し過食防止にもなります。
朝起きるのが辛い・・という方は
ただし、一度乱れた自律神経を整えるには生活習慣を正すだけでは困難・・。
うつ病など発症していると、朝は逆にストレスになりますよね。
発症後は一生ついてまわる症状になってしまいます。
しかし、朝うつうつとして、パッとなかなか起きられない方も、
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(早い人はたった1回で改善する人も!)
なんか朝起きるのが辛くなってきたら実践してみるといいでしょう。
うつ病など改善され調子が整ってきたら、
この生活習慣に慣らしていくといいでしょう。
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