自律神経を整える食生活③ ~腸の重要な働き蠕動(ぜんどう)運動~

自律神経
Gut constipation icon in comic style. Colitis vector cartoon illustration on white isolated background. Stomach business concept splash effect.

腸の働き「蠕動運動「とは

ちょっと読みにくい漢字

蠕動運動(ぜんどううんどう)

という言葉をご存知でしょうか?


蠕動運動というのは、

簡単にいうと、ミミズやいもむしのように

腸が伸びたり縮んだりする運動

のことです。

別名「うごめく運動」とも呼ばれるようです。

ミミズは無脊椎動物。

なのに血液があるのも、

「必ずしも脊髄で血がつくられているわけではない」

というのも納得いきますね!

お通じを左右する蠕動運動

蠕動運動の働きは、

消化された食べ物の残りカスを便として排出する

働きがあります。


つまり、

蠕動運動が活発なほど、

栄養素はきっちりと吸収されて・・

食べ物の残りカスがどんどん押し出されていく・・

のでお通じもよくなることに繋がっていきます。(*^_^*)

逆に腸内環境が悪いと

・・・
・・・

吸収されるのは水分だけとなり・・

残りカスは体内に残っていき・・

便秘となっていきます。( ゚Д゚)


さらに、蠕動運動が停止してしまうような状態になると・・

下水道が詰まったような状態になって

栄養も体内の細胞に行き届かないので肌荒れがひどくなり・・

口臭もひどくなってきます。(;´Д`)ぷわーん


歯はきちんと磨いているのに、

なぜか口臭がひどいという方は蠕動運動を活発にしていくといいですね!( `ー´)ノ

蠕動運動を活発にするには

蠕動運動を活発にして、腸内環境を整える重要ポイント3点をあげてみました。

①腸内フローラを整え善玉菌を増やす
②副交感神経を優位にする
③食事は抜かない(糖質制限の食事)

①腸内フローラを整え善玉菌を増やす

蠕動運動の働きをよくするには先にあげた

腸内フローラ

を整えていくことがあげられます。

いわゆる、腸内に住む「善玉菌を増やす」ということです。( `ー´)ノ


腸内フローラを整える方法の一つは食事法の改善が重要。

その方法として「シンバイオティクス」という食事の摂り方があります。

「シンバイオティクス」の食事法で善玉菌が増えていき腸内環境が整っていきます。

脳神経細胞の栄養素BDNFを増やす ~シンバイオティクスで腸を整える~
腸と脳は相関関係にあり、腸内環境を整えていくことは、脳を鍛えていくことにも繋がります。腸内環境を整えてくれるの…

②副交感神経を優位にする

蠕動運動の働き。

交感神経の働きのようにみえて実は・・

副交感神経

の働きによるものです。(; ・`д・´)


そのため、蠕動運動を活発にするには副交感神経を優位にしていく必要もあります。

副交感神経は年齢とともに働きが低下しがちになるので、

加齢とともに気をつけておきたいところです。


簡単に手軽に取り組める方法が一つに

水を飲む

ことです。

水を飲むと、副交感神経が高まり蠕動運動が活発になります。

朝起きたら「まずは水をコップ1杯飲む」習慣をつけるといいですね。


あとは、「吐く呼吸」は副交感神経を優位にしてくれるので、

「吐く呼吸」を意識づけるのもいいでしょう。


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も定期的に行っておくと効果的です!

③食事は抜かない(糖質制限の食事)

無理なダイエットで失敗してしまう原因が

実は「食事を抜く」こと。


ほとんど食べなくなると、

蠕動運動が停止してしまうので、

しだいにお通じも悪くなってしまいます。


蠕動運動が停止すると、

交感神経も高まってきて自律神経が乱れる原因にも。


さらにストレスが積み重なると、

摂食障害へという流れになる危険性もあります。


摂食障害の引き金も、

無理なダイエットが引き金になっていると言われるので、

無理に食べないことで

蠕動運動が停止し交感神経が高まったことも一つの要因として考えられます。


食事は抜かずに、

糖質を制限した食事をきちんと

摂っていくほうがダイエットに繋がるでしょう。

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