トラウマを克服のキーは、「脳に訴えかける」のがコツ

トラウマ克服
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執筆者:まさや


心は脳にある

うつ病は「心の病」とよくいいます。
しかし、その心とは何なのか考えたことはありますでしょうか?

心はハートといいいますね。
パニックやうつ状態になると、胸がどきどきしたり、もやもやしたり、胸に意識がいってしまいがちになります。

私も最初は、胸にばかり意識を集中していました。
でも、心は脳にあるんです。
意識は心であり、そして脳の働きでもあります。
だから、「脳に意識を向け脳を鍛える」感覚で取り組んでいくことがトラウマ克服のコツになります。

「Holistic Healing」や瞑想、アファメーションを取り組んでいくときは
「脳に意識や感情を高めたり、言葉を念じる」
ようにしていくと効果が高まります。
今まで上手くいかないなーと思っている方は、そうしてください。

意識は、「表層意識」と「潜在意識」に分かれます。
トラウマ克服に大切なのは潜在意識。
潜在意識は脳内部の意識であり、イメージングや感情の世界でもあります。
脳に働きかけるときは、脳の中心部を意識していきましょう。

Natural Selfcare Programを取り組むときのポイント

以下では「Natural Selfcare Program」を取り組んでいく場合のコツをまとめてみました。
もっとよい方法があるかもしれませんが、参考にしてください。

・「Holistic Healing」でイメージングするときのコツ
目を閉じて遠方の景色を見る感覚でみます。このとき、情動に関わる「偏桃体」→「視床下部」へと脳の中心に向かって暖かく、光り輝くような心地よい信号が流れるように想像してください。イメージをするとき感情の込め方だけで大きくその効果は変わってきます。そうして、だんだんと脳が回復してきている、感情が蘇ってきているとイメージしていきます。
それを毎回実践していくと、だんだんと死んだような感情も蘇っていき「楽しい」「生きている」といった感覚を感じられるようになっていきます。

・「アファメーション」「トランスビート」音声利用時のコツ
アファメーションのときも、胸に心を唱えるのではなく、脳の中に言葉が浸透していくように唱えます。トランスビート音声を利用するときは、目を閉じて脳の中心部あたりに言葉と感情が入っていくようにしていくといいでしょう。
自信を高めるときは、脳の働きがどんどんと高まってくるイメージをすると、脳が引き締まった感じになり「やるぞ!」と思えるようになります。何かに落ち込んだときや、プレゼンテーションの発表日前などに実践していくとかなり落ち着く効果があります。

・パニックや不安に襲われそうになったとき
不安が強いとき、胸がどきどきしてしまいます。そういったときは「大丈夫」と頭で念じると効果的です。
パニック障害は、心臓が誤動作を起こしているのではなく、「脳」が誤動作を起こしているからです。

ですので、脳が「安心だ!」と感じられるように脳に教えていきます。
勘違いしているんだ。本当は大丈夫なんだ
死ぬことはないんだから、大丈夫。だから落ち着いて
と繰り返し頭で念じていきます。
脳に教えていると、客観的にもなれて、焦りの感情に溺れることなく少し冷静になれたりもします。
学習するのは脳なので、繰り返していくことで脳も学習し、誤動作の頻度も減っていきます。

今回は「脳に訴えかける」場合について述べさせて頂きました。
逆に脳に意識を向けないほうが良い場合もありますので、それについても書かせて頂きます。

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