執筆者:まさや
自信を高めるには・・
大神司先生のセラピーで
パニック障害を克服したまさやです。
精神疾患になりトラウマを受ける人は、私含めて基本的にあまり「自信」がない人が多い傾向にあるようです。自信を高めて自己肯定感を高めたいですよね!
自信を高める手段といえば「暗示」です。
よく催眠術の暗示で「自信が高まる」といいますね。かつて、私も過去に催眠術の暗示を受けたことがあるのですが、暗示にかかっても一時的なもので時間がたてば元にもどっていました。催眠術にかかる人もほとんど稀なようで、サクラがほとんどなんだとか。すぐ「自分は変われる!」と思って期待していたのですが、世の中、上手く簡単には変われないようにできているのですね。^^;
で、結局のところ自己暗示をかけるにはどうすればいいのかというと、最終的には
「繰り返し学習し自己暗示をかける」
がベストなようです。
「暗示」というと、特殊なもののように思ってしまいますが、別に特別なものではありません。
ニュース、テレビ、学校で学ぶ学習、運動の練習なども、すべて暗示の一種で、日常から受けているんです。
暗示を利用した心理療法が「認知行動療法」で基本は学習をすることで自己暗示をかけていくといった考え方がベースになります。
なぜ自己肯定感が持てる人ともてない人がいるのか
「自己肯定感を持てる人」と「自己肯定感を持てない人」の差はなんなのでしょうか。
これは、残念ながら「生い立ち」とも深く関わっているようです。
特に、暗示は幼少期の養育環境や学校性格で受けやすいので、この時期になんらかの自己肯定感を損なう出来事が積み重なると大人になってからも、「自己肯定感」が育ちにくくなるようです。
自信がなく、自己肯定感が弱くなってしまったということも仕方のないことなので、それは「自分が悪いのではない。運が悪かっただけなのだ」とケリをつけていくことも自己肯定感を取り戻していくことに繋がっていきます。
そう考えることで、「これは、なって仕方なかったことだったんだ・・」と安堵感がでてきます。
そのあたりは、プログラムの中でも練習しています。
自信を取り戻していくには経験で慣れる(暴露療法を利用)
先に結論から言うと「行動・練習を積み重ねて自信をつけること」です。
ただ、自己啓発本をひたすら読んで、「頭の中で考えていく」だけでは自己肯定感は高まりません。
練習と実体験の積み重ねが、自信につながっていくことに繋がります。頭の中でシュミレーションをしていたり、嫌なことから逃げてばかりいては自信はついてきませんね。
たくさん、練習や経験を積み重ねていき「大丈夫」と思える自信となって、その結果、不安な感情にのまれることなくなってきます。
例えば、プレゼンテーションは私はとても苦手で、慣れないうちは頭がまっしろになり何を話していいのか言葉がでない状態でした。しかし、何回も繰り返していくと、だんだん慣れて話せるようになってきました。私の過去の経験からも、嫌でも経験をつんでいくことが大切になってくるものだと感じています。
自信を取り戻していくには、反省しすぎない事(反省除去)
自己肯定感が低い人の特徴として、一つに「反省のしすぎ」という点があることが挙げられます。
私も、プレゼンのときは失敗した場面があると、ちょっとしたことで、くよくよと反省して悩んでいました。後になって考えてみると、他の人はぜんぜん気にしておらず、どうでもよかったことなんだな~ということに気づきました。心理療法テクニック「反省除去」でも取り上げたように、過度な反省は自己肯定感を下げてしまうので、自己肯定感が低い方は「反省しないこと」を心掛けるといいですね。
自己肯定感を高める まとめ
これまでのところをまとめると、以下のようになります。
まだこれだけでは不十分なので、後の記事で補足していきます。